動物の大好きなAさんが、旅行へ行く友人が飼っている犬のスカイ君を
三日間預かることにしました。
その際に友人から、「無理して散歩に行かなくてもいいよ。」と言われましたが、
犬を飼ったことのないAさんにとって、念願の犬との生活。
そして憧れの犬の散歩だったため、翌朝、張り切って散歩に出かけようとしました。
しかし、スカイ君は、その場からピクリとも動かず、歩こうとしません。
リードを引っ張りながら、ようやく外へ出ても、今度はリードを引っ張られてAさんが行きたい方向へ行けません。
初めての散歩は、散々な結果に終わってしまいました。
友人の言葉を素直に受けなかったことを反省したAさんは、スカイ君の気持ちを考えていなかったことに気がつきました。
まずは信頼を得なければ、友好な関係を築けないのは、犬も人も同じでしょう。
一方的に自分の考えを押し付けるような
自分本位の行動は、人にも動物にも反感を買います。
相手の気持ちを踏まえた行動を心がけたいものです。