自律神経失調症
自律神経失調症の症状
自律神経失調症の症状について
お話したいと思います。
なぜ伝えたいかと言いますと、
今非常に増えつつあるからです。
今では心療内科も予約待ちとのこと。
それと気をつけてほしいことがあるからです。
自律神経失調症とは?
まず「自律神経失調症」とは
交感神経と副交感神経がバランスを崩した状態です。
昼間や活動しているときに活発に働くのが
「交感神経」
車で例えるとアクセルを踏んだ状態です。
例えば、仕事中、スポーツで試合に挑む時、活動している時など
血管がキュッと収縮し、心拍数や血圧が上昇し、腸の活動が抑圧されます。
逆に夜間やリラックスしているときに働くのが
「副交感神経」
車で例えるとブレーキを踏んでいる状態です。
たとえば、睡眠中、食事中、休息中、湯船に浸っている時、安心している時など
血管を緩ませ、心拍数や血圧も下降し、精神が落ち着き、腸の働きが活性化されます。
アクセルだけでは暴走し、ブレーキだけでは走りません。
このバランスがとれた状態が安全運転ができる状態です。
自律神経も同じく、交感神経と副交感神経のバランスがとれた
状態が望ましいのですが、
仕事、家庭、経済、人間関係などのストレスや
不規則な生活、ホルモンの乱れなどにより
自律神経が乱れ
さまざまな症状が現れるのが「自律神経失調症」です
症状として
●不眠
●動悸
●頭痛、めまい、立ちくらみ
●朝起きれない
●PMS(生理前症候群)の悪化
●生理不順
●不安、恐怖感、悲哀感
●息苦しい
●過呼吸(過換気症候群)を起こす
●倦怠感、疲れやすい
●耳鳴り、耳閉感
●肩、首、背中、腰などの痛み、関節痛
●手足のしびれ、冷え、ほてり
●全身の疲労感
●腹痛、胃痛、便秘、下痢
●集中力がない
●冷や汗
などがあげられます。
多く当てはまったら要注意です。
心と体は表裏一体です。
症状が出たら、それは体からのSOS
一旦立ち止まってください。
ご自身の心と体に意識を向けましょう
むやみに服用しないこと
ここで気をつけてほしいのは
むやみに
抗うつ剤や精神安定剤を飲まないことです。
抗うつ剤や精神安定剤は、依存性があり、
継続的に服用することにより
脳に悪影響をもたらします。
もしすでに抗うつ剤や精神安定剤を服用されている方は、
急にやめると、離脱症状(交感神経の緊張、反跳性の不安、焦燥感など)を
引き起こす危険があるので、必ずのかかりつけ医師や薬剤師に相談してください。
また自律神経によい情報を次回お伝えします☆