八尾市には数々の
天照大神や素戔嗚命にまつわる素敵な神社があります。
先日近くを通った際はじめ神社とは知らず、一旦通り過ぎたものの
「寄っていきなさい~」と言われた気がし、
「気のせい、気のせい」とそのまま数百メートルくらい進んだのですが、
やはり気になったので後戻りました。
ぐるっと表にまわると
そこは「由義神社」でした。
所在地:八尾市八尾木北5-172
(近鉄高安駅から徒歩20分)
祭 神 : 素盞嗚尊(すさのおのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)
とても勇ましい狛犬が出迎えてくれます。
こちらの狛犬は、子取りと玉取りの狛犬さん。
とても頼もしい。
参拝している間ずっと御本殿の近くで小鳥が奏でてくれ、
参拝が終わると小鳥がスーッと旧狛犬さんの方へ飛び去りました。
由義神社由来
由義宮(西の京)に、神護景雲(じんごけいうん)三年(七六九)稱徳(しょうとく)天皇たびたびこの地に行幸され、その宮域は若江、大縣、高安三郡にまたがる広域の中心由緒深い宮跡に、広大な氏地と氏子により崇敬(すうけい)の精神をもって造営され、その規模、格式共に近隣に比をみない堀を巡らし、森をようした荘厳(そうごん)な式内河内五社の一社である立派な旧社であったが、中世たび重なる兵火により焼失し、住民も亦(また)諸方に分かれたが、江戸時代、貞享(じょうきょう)三年(一六八七)氏地に天然水害多く、氏子は霊験(れいけん)あらたかな祭神素盞鳴命(すさのおのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀(まつ)り、神社を再建して由義神社と稱す。
三〇〇坪余の境内に本殿幣殿(へいでん)拜殿絵馬所(えましょ)を存し 末社(まつしゃ)に皇大神社を祀(まつ)り氏地は八尾木中田にして、夏祭は七月二十日 秋祭は十月二十日である。神社は以来文化三年(一八〇七年)明治八年、明治三十九年、大正十三年と改修された。
このたび多額の浄財寄進(じょうざいきしん)により、老朽(ろうきゅう)著しい本殿、幣殿、拜殿、絵馬所、鳥居、御手洗所(みたらいしょ)、狛犬(こまいぬ)その他附帯改修工事を完了し、末ながく氏地氏子の家運隆昌、五穀豊穣、災害防除(かうんりゅうしょう、ごこくほうじょう、さいがいぼうじょ)を祈願する産土神(うぶすながみ)であり、氏神である由緒を茲に記(しる)す。
石板より
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御祭神
素戔嗚命(すくなひこなのみこと)は、天照大神の御兄弟であって
特に天災水害疫病に霊験あらたかな武神である。
少彦名命(すくなひこなのみこと)は大和大神(やまとみわ)神社の祭神の一人であって
土を開拓し国土経営と疫病に特に霊験あらたかな男神である。
石板より
少彦名さんといえば、医薬の神様・・・!
巡心堂漢方薬局で多くの患者様が病気平癒しますように
なんだかとても清々しい気分に♪
由義神社へ寄せてもらって良かったです。
色々八尾の神社巡りをしようかなと思います。